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熊野参詣パワースポットを巡る旅②【玉置神社】冬の家族旅行の体験談とおすすめポイント

玉置神社のアイキャッチ
この記事はこんな方におすすめです。
  • 玉置神社はどんな神社か知りたい方
  • パワーをいただきたい方

熊野本宮大社から、車で「玉置神社」へ向かいました。たまたまX ねこ|しあわせを招くで神社の情報を見たのがきっかけでした。

玉置神社はどんな神社

玉置神社は、奈良県吉野郡十津川村にある神社。大峰山系の霊山の一つである玉置山(標高1076mの山頂)直下の9合目に位置しています。

社務所および台所、梵鐘は国の重要文化財。境内地の杉の巨樹群は奈良県の天然記念物世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産・大峯奥駈道の一部に指定されています。

また「呼ばれなければ行けない神社」と言われ、行きたくても「急に用事が入る」「通行止め」など、なぜか行けないといった不思議な力が働く究極のパワースポットと呼び声の高い神社です。

参拝の前に、天地創造の神々を知っておきましょう。

「別天津神」

最初にあらわれた五柱の神を、天津神の中でも特別な存在として「別天津神」(ことあまつがみ)といいます。(古事記より)

【造形三神】

天地開闢 (日本神話)の際、高天原に以下の三柱の神(造化の三神という)が、
いずれも「独神」(対となる夫婦神を持たない神)として成って、そのまま身をお隠しになりました。

  1. 天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
  2. タカミムスビ(たかみむすひのかみ)
  3. カミムスビ(かみむすひのかみ)

その次に、二柱の神があらわれました。この二柱の神もまた独神として身をお隠しになりました。

  1. ウマシアシカビヒコヂ(うましあしかびひこぢのかみ)
  2. 天之常立神(あめのとこたちのかみ)
【神世7代】

はじめの①②の2柱の神は陽の気のみで生まれたので男神のみ、③から⑦の5柱の神は陰陽の気が交わって生まれたので男神と女神が揃っています。男女一対の神々をそれぞれ一代と数えて、全部で七代となります。(古事記より)

  1. 国之常立神(くにのとこたちのかみ)
  2. 豊雲野神(とよぐもぬのかみ)
  3. 宇比地邇神(うひぢにのかみ)・須比智邇神(すひぢにのかみ)
  4. 角杙神(つぬぐいのかみ)・活杙神(いくぐいのかみ)
  5. 意富斗能地神(おおとのぢのかみ)・ 大斗乃弁神(おおとのべのかみ)
  6. 淤母陀琉神(おもだるのかみ) ・阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)
  7. 伊邪那岐神(いざなぎのかみ)・伊邪那美神(いざなみのかみ)

「玉置神社」の本殿の御祭神

主祭神をお祀する社殿で、 本殿ほんでんとも呼ばれます。建物内には三基の宮殿くうでんが安置されており、合せて五柱いつはしらの神々を奉祀しています。

【中央殿】

国常立尊(くにとこたちのみこと)

国常立尊(くにとこたちのみこと)

日本神話の冒頭部,天地創成時、神代7代に最初に出現する神様です。陽の氣(男性神)だけを持って出現した神様といわれています。

【右殿(向かって右)】

 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
 伊弉冊尊(いざなみのみこと)

【左殿(向かって左)】

 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
 神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)神武天皇

玉置神社へ

途中の道々も清々しい!

熊野本宮大社から玉置神社へ車で向かいました。途中の十津川がエメラルドグリーンできれいでした。

標高1076mの直下の9合目に位置しているので、車ので山道を1,000m近く上がっていきます。ヘアピンカーブの坂道が続きます。途中車2台のすれ違いがむずかしいところもありました。下がってくる車に、止まっていただきようやく通行できました。

ゆかまま

運転してもらった夫には感謝です!

駐車場から鳥居をくぐって、本殿までは、20分くらい歩きます。坂道、階段を下っていきました。途中狭いところもあり、高いので下を見ないようにして歩きました。

「玉置神社」へ着きました。

旧暦のお正月を迎え、偶然にも2月11日建国記念日に、参拝させていただきました。感謝です!!

樹齢三千年といわれている「神代杉」

「夫婦杉」

御朱印帳と、お守りを授かりました。

社務所で御朱印帳とお守りを授かりました。

御朱印
悪魔祓いのお札

「悪魔祓い」を目的に創建された「玉置神社」。弘法大師・空海の手掛けた版が使われていると伝わっている、「悪魔退散の護符」を授かれます。魔除け・厄除けになるお札です。

玉置神社への行きかた

玉置神社へのアクセス

玉置神社への駐車場へは、1,000mの山を上がります。冬場の凍結のためにチェーン、スタットレスタイヤの準備。夏場は豪雨などでの通行止めなどに、注意が必要です。十津川村周辺の道は落石しやすい道になっています。

コンビニ、スーパー、ガソリンスタンドなども無いので、場所をあらかじめ確認する必要があります。

日没のなると危険なので、時間に余裕を持って参拝しましょう。

ゆかまま

2月でしたが、帰りに雪が舞ってきて積りはじめてので、山道の帰りの運転は、夫は緊張していました。運転ありがとう!!

まとめ

紀元前の創建で、天地創建の神々が祀られている「玉置神社」。神々しい空気に包まれています。日々の感謝を伝えに行ってみてくださいね。

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「50代以上からでもできる、家事代行の仕事」 50 代から、まったく経験したことがない、『家事代行の仕事』にトライして、のべ1000件以上のお宅を訪問して得た「経験」をもとに記事にしています。ちょっと不安に思っている方の参考になれば幸いです。